とっておきの一足に出会えるストーリー 神戸産シューズ 相思相愛

履く人の靴の悩みに寄り添い、100年以上に渡って「靴のまち」として発展してきた神戸・長田。今回、そんな「神戸産シューズ」のこだわりと作り手に焦点を当てた「神戸産シューズ相思相愛プロジェクト」が企画されました。

「神戸産シューズ 相思相愛プロジェクト」とは

同プロジェクトは、靴の生産地として栄えてきた神戸のさらなる発展を目指して企画されたもの。履き手のことを想い靴を丁寧に手作業で作り続ける職人がいる神戸のまちの魅力を、今後も広げていきたいとの思いで発足されました。

「神戸産シューズ」には主に3つの大きな柱があり、そのバランスこそがシューズの魅力を引き出しているのです。

①「Made in Kobe(メイド イン コウベ)」

「靴のまち長田」を中心に、日本有数の靴の産地としてその信頼を守り続けてきた神戸。裁断や縫製など、その工程には長年にわたり培ってきた靴づくりの技術とこだわりが。

②「High Quality(ハイクオリティ)」

神戸らしいファッション性のあるデザインはもちろん、作り手たちそれぞれが履き手の声を拾い上げ、独自の工夫を生かしながら履き心地と品質の良さを追求しています。

③「Variety(バラエティ)」

履く人の足の悩みに応えながらも、見た目を損なわない靴。素材を見直すことで足にも環境にも優しい靴など、足の個性や時代に合わせて靴にも多様性が生まれています。

神戸の靴づくりの原点と発展

神戸の靴づくりの始まりは、さかのぼること1868年。神戸にいた草履や鼻緒職人は、神戸港の開港に伴い居留地に移り住んだ外国人の靴の修理や新調を行うため「製靴業」へと転業。次第に神戸に志の高い職人たちが集まることで、靴産業が発展していきました。

京都の「着だおれ」大阪の「食いだおれ」と並んで、神戸は「履きだおれ」と呼ばれるまち。100年以上経った今も、神戸でしか作ることができない靴の技術とスピリットは、色褪せることなく継承されています。

神戸の靴づくりの原点と発展

株式会社エレーヌ 時見弘さん

「良い靴」とはどんなものか。職人たちは「履いた人にしか分からない正解」を日々追い求め、きょうも靴を作り続けています。今回のプロジェクトでは、神戸に靴の製造所を持つ9つの事業者の協力のもと、その歴史や靴づくりのこだわりなどをウェブサイトでインタビュー。【公式サイトはこちら】

それぞれのこだわりは「履き手への思いやり」を胸に、大きな道へとつながります。履き手との”相思相愛”で、さらに歩みは進んでいくことでしょう。

「神戸産シューズ」と職人に出会えるイベント

「神戸産シューズ」は、神戸市内の様々なショップで販売されているほか、イベントでの販売も行われています。 2024 年 2 月 24 日(土)には、東遊園地で開催される「 EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET 」に 2つのブランドが出店。神戸産シューズの展示と革小物の販売が行われます。

「神戸産シューズ 相思相愛」ウェブサイトでは、こうしたイベント等の告知も行われるので、サイトをチェックしてみてください。【公式Youtubeはこちら】